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グレート⋅プリテンダー

このページの構成

【概要】

分類: Pop, R&B,
作曲: 1955年
備考: 

【解題】


▼ 英詞⋅邦訳

 米国50年代の有名な一曲だというのにやまとことばの邦題がなかったので、一応、「かなしき寂しがり」と付けておきました。なんでも当時らしさを偽装するには「かなしき...」と被せておけばいいのだそうです。
 この曲は1955年発表の「オンリー⋅ユー」で知られるプラターズの第三の代表曲ということになります。同年の発表でした。ちなみにこのヴォーカルグループの第二は「煙が目にしみる」です。
 曲自体は言うまでもなく素晴らしいのですが、どうにもリードヴォーカルを務めていたトニー⋅ウイリアムスの「オンリー⋅ユー」で知られる歌唱に対して深刻すぎる曲調だったせいか、発表時こそヒットしたものの、その後は三番手の席が定着してしまいます。
 しかしそれは元祖であるプラターズ色に染まりきっていないということなので、幾多の歌手がカヴァーに名乗りを上げることになりました。
 ロイ⋅オービソンやジーン⋅ピットニー、そしてライチャス⋅ブラザーズの他あまたのカヴァー版を楽しむことができます。
 さらに、意外なところからも買い手がついていました。
 とがったロックバンドとしか形容しようがない英国クイーンのリードヴォーカルであるフレディ⋅マーキュリーの87年のカヴァーもあります。
 世界で最も急進的な音楽家だと目された彼と古めかしい50年代オールディーズの取り合わせはあまりに当然ながら話題性がありました。
 しかも彼はいたってまじめにこの曲を取りあげたようです。なりきった宣伝映像もしっかり制作しています。
 インタビューに答えて、自分の歩んできた道にぴったりの曲だったと言っていたそうです。この曲のことです。クイーンも相当に無理をしていたという意味でしょうか。
 歌詞を見て辞書で調べると、要するに女房に逃げられた男の歌ということになりそうです。この曲のことです。
 もっとも、カヴァーした歌手の面々を見渡すと、夫婦仲の疲れに共感するのではなく、華やかに注目される人気稼業に少々疲れてしまうロマンチストが多いのかもしれません。
 「オンリー⋅ユー」を作曲したバック⋅ラムがその大ヒット曲の次作としてプラターズに提供しています。米西海岸のフラミンゴ⋅ホテルのお手洗いで曲想をひらめき、二十分ほどそのまま自分の世界にこもってやっつけたそうです。
 なお、フレディ⋅マーキュリー版は歌詞が若干かえられています。主な変更は grieve が dream に、また曲の結びもクイーン流でしょうか。

 ─ 歌詞 ─


Apr 01, 2018 - サイト管理人

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【 The Great Pretender 】

 wrote: Buck Ram
 sung: Roy Orbison - 1961

※ 音量にご注意ください。
【 The Great Pretender 】
 for The Platters

 write: Buck Ram
 play: The Platters - 1955

※ 音量にご注意ください。
【 The Great Pretender 】(sample)
 Freddie Mercury’s version  ※ 音量にご注意ください。

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