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ビギン⋅ザ⋅ビギン

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【概要】

分類: Jazz
作曲: 1935年
曲: コール⋅ポーター
詞: 未詳
備考: 作曲と同じ1935年にブロードウェーのミュージカル作品のなかで演奏されて以来、ジャズのスタンダード⋅ナンバーとなる。
 歌としてカヴァーした歌手は多数、フランク⋅シナトラ、アンディ⋅ウイリアムス、エルヴィス⋅プレスリーなどもいる。
 世界でヒットした1981年のフリオ⋅イグレシアス版が日本でも有名。

【解題】

  《 グローバル⋅ヒッツ 》

 日本では「ビギン⋅ザ⋅ビギン」といえばフリオ⋅イグレシアス、逆も真なり、フリオ⋅イグレシアスといえば「ビギン⋅ザ⋅ビギン」。
 1981年、このラテン系スペイン男性歌手の歌う「ビギン⋅ザ⋅ビギン」がグローバル⋅ヒットとなり、その勢いのまま日本にも上陸しました。
 この人は「世界の恋人」と異名を取っていたようです。裕福な生まれ、学歴エリート、法律関係のまっとうな正業、およそミュージシャンとは正反対の明るい経歴の持ち主でありながら、歌った曲は軒並みヒット、レコード売上げ枚数でギネスに取り上げられるほどの魅力的な歌手といいますから、たしかに世界中の女性から見て白馬の王子様なのでしょう。
 彼の歌う「ビギン⋅ザ⋅ビギン」の大ヒットにしても、曲そのものが良かったとか、あるいは他の何かが奏功したというより、ひとえに歌手の魅力によるものだったのかもしれません。
 そういうわけで、日本人の大半は1981年以来の彼の歌唱で「ビギン⋅ザ⋅ビギン」という曲を覚えたため、「ビギン⋅ザ⋅ビギン」といえばフリオ⋅イグレシアス、逆も真なり、フリオ⋅イグレシアスといえば「ビギン⋅ザ⋅ビギン」。
 しかし「ビギン⋅ザ⋅ビギン」という曲について調べてみると、これはラテン世界の明るい経歴の持ち主とは何の関係もなく、1935年というかなり古い時代の米国でコール⋅ポーターによって作られ、以来、多くの歌手にカヴァーされてきました。いわゆるアメリカン⋅クラシックの名曲です。
 当初は歌無しで使用されることが多く、1940年のブロードウェイのショーでも、フレッド⋅アステアとエレノア⋅パウエルのタップダンスがこの曲を演奏に使っています。その映像が末長く伝えられ、今もって世界で最も有名なダンス映像とされているようです。当時のブロードウェイ文化を知る上でも貴重なのでしょう。
 また、この曲をカヴァーした歌手の中に、かのヨーロッパの世界的歌姫カテリーナ⋅ヴァレンテもいます。1956年ころ、まだ彼女のキャリアの浅い時期です。
 フリオ⋅イグレシアスは彼女と同じレコード会社だったそうですから、その縁で米国産の「ビギン⋅ザ⋅ビギン」を歌うことになったのでしょうか。

Jan 01, 2017 - サイト管理人

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【 ビギン⋅ザ⋅ビギン 】(sample)
 Begin the Beguine (Volver a empezar) - Julio Iglesias 1981 

 music: Cole Porter - 1935
 song: Julio Iglesias

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【 Begin the Beguine 】
 Caterina Valente - 1956 

 music: Cole Porter
 song: Caterina Valente

※ 音量にご注意ください。
【 "Begin the Beguine" Tap Dancing 】(sample)

 Fred Astaire and Eleanor Powell in Broadway Melody of 1940 (29 seconds)

※ 音量にご注意ください。

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